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Web担当者がいない会社が、ホームページ運用で最初に決めるべきこと

運用・保守
Web担当者がいない会社が、ホームページ運用で最初に決めるべきこと

「ホームページはある。でも社内にWeb担当者がいない」——小規模事業者ではよくある状態です。更新が止まっていたり、制作会社に頼むほどではない修正が積み上がっていたりしても、誰が・何を・どこまでやるかが決まっていないと、運用は後回しになりがちです。

この記事では、Web担当者がいない会社がホームページ運用を始めるとき、最初に決めておくべきことを整理します。特別なツールや大きな予算がなくても進められる内容です。

なぜ「最初に決めること」が大事なのか

担当者がいないまま運用を始めると、次のようなことが起きやすくなります。

  • 誰が最終OKを出すのか分からず、修正が進まない
  • ログイン情報が特定の人しか分からず、その人が不在だと動けない
  • 「なんとなく良くしたい」だけで、優先順位が決まらない
  • 制作会社に都度見積もりを取り、小さな修正でも時間がかかる

運用の成功は、技術力よりも「決めておくこと」に左右される場面が多いです。まずは次の5つを決めるだけで、運用はかなり楽になります。

1. ホームページの役割を一言で決める

最初に決めるべきは、「このサイトで何を達成したいか」です。役割が曖昧だと、更新も改善も場当たり的になります。

たとえば、次のように一言で決めてみてください。

  • 問い合わせを増やす
  • 会社の信頼を伝える
  • 採用の入口にする
  • 既存のお客様への案内をまとめる

全部を一度に狙う必要はありません。いま一番大事な役割を1つ決めるだけで、トップページの文言や問い合わせ導線の直し方が決まりやすくなります。

2. 社内の窓口と最終承認者を決める

Web担当者がいなくても、「誰が依頼を出すか」「誰が公開OKを出すか」は決めておく必要があります。

  • 窓口:依頼内容をまとめて外注や制作会社に渡す人
  • 承認者:公開してよいか最終判断する人(社長・店長など)

窓口と承認者が同じでも構いません。大切なのは、依頼のたびに「誰に聞けばいいか分からない」状態をなくすことです。連絡手段(LINE・メール・電話)も、最初に1つに寄せておくとスムーズです。

3. 管理権限の所在を洗い出す

運用を始める前に、次の権限がどこにあるかを確認してください。

  • WordPress(またはCMS)の管理画面
  • ドメインの管理画面
  • サーバーの管理画面
  • メール・フォーム・アクセス解析などの関連アカウント

「制作会社しかログインできない」「退職した社員しか知らない」という状態だと、小さな修正でも毎回止まってしまいます。今すぐ全部を移管する必要はありませんが、「誰が持っているか」を把握するだけでも次の一手が決まります。

あわせて、バックアップがあるかも確認しておくと安心です。更新や修正を始める前に、戻せることが分かっているかどうかで、心理的な負担が大きく変わります。

4. 更新の頻度と範囲を決める

「気がついたら直す」だと、結局ほとんど直らないことが多いです。最初に、現実的な頻度と範囲を決めましょう。

頻度の目安

  • 月0〜1回:最低限の保守と、必要なときだけの修正
  • 月1〜2回:お知らせや軽い文言修正を続ける
  • 月3回以上:定期更新や改善も進めたい

範囲の目安

  • 今すぐ直す:営業時間、料金、終了したサービス、間違った連絡先
  • 計画的に直す:問い合わせ導線、スマホ表示、古い実績紹介
  • 今はやらない:全面リニューアル、大きなデザイン変更

最初は「今すぐ直す」だけでも十分です。範囲を狭く決めた方が、動き出せます。

5. 自社でやる/外に頼むの線引きを決める

担当者がいない会社ほど、すべてを内製しようとして止まりがちです。最初から線引きを決めておくと安心です。

たとえば、次のような分け方が現実的です。

  • 自社:原稿の下書き、写真の用意、公開前の事実確認
  • 外注:WordPressの更新、表示崩れの調査、文言・画像の反映、軽い改善提案

制作会社に毎回見積もりを取るほどではない作業は、月額の担当者代行や保守に任せる選択肢もあります。KONATECHでは、更新・画像差し替え・WordPress保守・改善相談などを月額でお受けしています。更新頻度が少ない場合は、月額1万円のライトプラン(月1時間)から始められます。

最初の1週間でやることチェックリスト

決めることが多そうに見えても、最初の1週間は次だけで大丈夫です。

  1. サイトの役割を一言で書く
  2. 窓口と承認者を決める
  3. 管理画面・ドメイン・サーバーの権限の所在をメモする
  4. 今すぐ直したい箇所を3つまで書き出す
  5. 自社でやる/外に頼むをざっくり分ける

この5つが決まると、「誰が・何を・どこまでやるか」が見えます。そこから先は、月1回の更新でも、外注への依頼でも、進めやすくなります。

まとめ

Web担当者がいない会社のホームページ運用で、最初に決めるべきことは次の5つです。

  • サイトの役割
  • 窓口と最終承認者
  • 管理権限の所在
  • 更新の頻度と範囲
  • 自社と外注の線引き

立派な運用体制を一気につくる必要はありません。まずは「止まらない状態」をつくることが目的です。

「何から決めればいいか分からない」「権限の確認から手伝ってほしい」という段階でも構いません。KONATECHでは、現役Webエンジニアがホームページの更新・保守・改善相談を伴走します。お気軽にご相談ください。